2014年4月1日火曜日

(2149)スーチー氏復帰に暗雲、軍トップ【護憲】表明

  3月31日の日経電子版より。ミャンマーの民主化の重要なステップである憲法改正の行方が不透明になってきた。影響力が大きい国軍のミン・アウン・フライン総司令官が消極的な立場を表明した。昨年来、現行憲法を改正する機運が高まっていたが、「国軍は現行憲法を擁護する責任を負うべきだ」という国軍トップの発言が冷や水を浴びせた。また同総司令官は、「現行憲法は国民投票で、投票者の9割以上の信任を得ている」とも発言。国会は昨年、NLDなどの求めに応じて、広く改憲意見を集めた。今年2月には特別委員会が設置され、改憲機運が盛り上がった。スーチー氏は昨年から同総司令官に対し協力を要請してきた。ミャンマーでは15年、総選挙と大統領選挙が行われる。国軍と野党勢力の対立が激化すれば、軌道に乗った民主化の成果が失われる。

2 件のコメント:

  1. 「今頃になって、イチャモンをつけるとは…」という感じ。
    テインセイン大統領の手腕に期待したい。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    軍部はイライラしてるでしょう。テインセイン大統領とスーチ氏の手腕に期待しましょう。

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