2014年3月31日月曜日

(2148)国勢調査、民族対立の火種

  3月31日の朝日より。副見出しは「ミャンマーで約30年ぶり」、「国際機関へ暴動も」。ミャンマーでは30日、約30年ぶりに国勢調査が始まった。人口動向の正確な把握は経済発展に向けた政策立案に欠かせないが、民族問題を抱えるミャンマーでは、調査自体が対立の火種になる危険をはらむ。西部ラカイン州では、調査の在り方を巡る暴動も起きている。ラカイン族の代表は「ロヒンギャという回答が調査票に残れば、民族の存在を認めることにつながる」と主張。政府が同調しなければ、国勢調査には応じないと訴えている。シットウエ―市内には、調査拒否の意思を伝えるため、仏教徒の旗が掲げられたが、国際NGOの米女性がその旗を外したため暴動に発展した。30日に政府は「ロヒンギャ族との回答は認めない」と約束したが今後国際社会の批判が高まるかも。

2 件のコメント:

  1. 30年ぶりの国勢調査が何とか出来ますように…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    ミャンマー国内にロヒンギャ族が何人いるのかを確認できる貴重な調査、これをボイコットしたらもったいない。
    発表方法を考えたら。

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