2014年3月16日日曜日

(2133)カイン州住民 インド系セメント工場に反対

  3月14日のNNAニュースより。カイン州(旧カレン州)パアン郡区ルンニャ村の住民約3百人が、セメント工場を建設しようとしているインド系企業や州政府幹部に対し、建設反対の意向を示した。「健康被害を受ける恐れがあるが、補償は受けられそうにない」というのがその理由。インドのセメント大手「ウルトラテック・セメント」は5億米ドル(約5百億円)を投じて、同州ルンニャ山に3年かけて工場を建設する計画。ここにはすでに軍関連の2つのセメント工場が操業中だが、それらの工場の例を引き合いにし、農地が荒れるなど、地域住民に損害を与えているのに何の補償もない。このため「大きな困難に直面する」という(以上概要)。日本でもかつては、工場の操業による多くの公害が発生したが、その経験を活かして事前環境調査などをミャンマー側に説得すべきだ。

2 件のコメント:

  1. なるほど、日本の体験を活かす事例ですな。是非ともそうなって欲しい…。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    同感です。日本の得意分野ですよね。

    返信削除