2014年3月20日木曜日

(2137)入管行政に警鐘 (スラジュさん問題) 

  3月20日の朝日新聞より。副題は「強制送還の制圧、死因と認定」、「格闘技の技のよう」、「現場を動画記録」、「機内は映さず、検証難航」、「背景に外国人を犯罪者扱い」などが並ぶ。4年前、日本での在留期間が切れたガーナ人男性が、強制送還の途中成田空港で急死した。遺族が国に賠償を求めた訴訟で、東京地裁は19日、死因は入国管理局職員の違法な制圧行為による窒息死だったと判断、国に約5百万円の賠償を命じた。ほぼ無抵抗の男性を複数の入管職員が取り押さえ、死に至らせた…。そう認定した判決は、日本の入管行政の後進性に対する警鐘といえそうだ(以上概要)。私も10年ぐらい前には、強制送還される多くのミャンマー人の裁判を傍聴、また最後のお別れに入管を訪れた経験がある。たとえ不法滞在者でも 人権は守られるべきだ。

2 件のコメント:

  1. 一部入管職員の問題と思うが、これを契機に全員、襟を正す必要がありますな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    果たして一部かどうか? 私は、入管の体質そのものだと推測します。これでも10年前に比べれば、よくなっている方と思います。法務省側はたぶん控訴するでしょう。

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