2014年3月9日日曜日

(2126)ミャンマーに浸透する中国、日本出遅れ

  3月9日の産経新聞から。最近ミャンマーでは、不動産などへの投資熱はやや落ち着いたものの、インフラ整備などを中心とした各国からの投資は着実に進行している。今まではヤンゴン周辺に集中していたが、第2の都市マンダレーでは、三菱商事をはじめとする日本企業がマンダレー国際空港の改修などを手掛けることになった。ただマンダレーでは中国が先行しているだけに、巻き返せるかが焦点だ。「ミンガラ・マンダレー・プロジェクト」という都市開発がスタート。12年秋に着工した1期工事では、20㌶の土地にホテル、オフィス、ショッピングモールなどを建設する予定で、すでにほぼ売切れ、ほとんどが中国企業だ。日本の存在感は薄い。国際空港の補修・改善工事と30年間の運営事業を三菱商事系が行うが、国際協力機構は「これから検討」という。出遅れだ。

2 件のコメント:

  1. 出遅れの挽回は大へん。しかし「急がば回れ」。
    着実に対処して、信籟されましょう。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    マンダレー地区は、中国に近いためか中国勢の力が圧倒的に強い地区。ご指摘の通り日本は着実に対処すべきでしょう。 マンダレー空港周辺は中国の力が強く、邪魔されないか心配です。

    返信削除