2014年3月27日木曜日

(2144)ミャンマー、脱・中国依存 投資受入れ20分の1

  今朝(3月27日)の日経電子版。ミャンマーが海外からの投資受入れで、中国依存の脱却を進めている。2013年度の中国から受ける直接投資は、12年度実績の1割以下に激減する見通し。11年春の民主化後に、テインセイン政権が進めた脱中国依存が成果を上げている。新たな投資の担い手として韓国や東南アジア勢の存在が高まっている。本年度通年の投資額は、12年度の3倍近くに達する見通しで、4-12月の国別投資額は、トップは韓国、僅差で2位がシンガポール、日本は前年並みの7位。対照的に中国は12年は4億㌦だったが、13年度はその20分の1で、ピーク時(10年度)に比べると1%以下となる。国別では10位前後まで後退する見込み。例えばミッソンダムの凍結、レパダウン銅山開発の中断、中緬際道路建設の拒否等が大きく影響。

2 件のコメント:

  1. 想像以上の激変ぶり…。
    でも、ダム凍結、銅山開発の中断等、問題なくできるのかな?

    K.A.

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  2. K.A.さん
    契約破棄ならば、中国側から圧力はかかるでしょう。それに対抗できる強い心が大統領とスーチー氏にあるかどうかですね。

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