2014年3月1日土曜日

(2118)異教徒間の婚姻制限検討を ミャンマー大統領、議会に要請

  2月28日の時事通信より。ミャンマーのテインセイン大統領は、連邦議会に対し、異教徒間の婚姻を制限する法律の制定を検討するよう要請した。ミャンマーでは、多数派仏教徒と少数派イスラム教徒の間で、たびたび衝突が起きるなど、宗教対立が大きな社会問題となっている。異教徒間の婚姻制限を巡っては、イスラム教の勢力伸長に危機感を募らせる急進派僧侶ウィラトゥ―師率いる仏教団体が昨年、130万人以上の署名とともに、法制化を求める請願を大統領に提出。非仏教徒の男性と仏教徒の女性が結婚する場合、男性は仏教徒に改宗し、女性は親と地元政府当局者の許可を必要とするよう訴えていた。大統領はこの請願に基づき婚姻制限の他、改宗の規制、一夫多妻制の禁止、人口抑制についてもそれぞれ法制化を検討するよう連邦議会に求めた。

2 件のコメント:

  1. 婚姻制度案は、制定されて欲しくないですな。
    一夫多妻制の禁止、人口抑制策等は、良いかも…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    この問題で、連邦議会は、政府がまず検討すべき問題として、突き返したらしい。
    宗教間の対立がとうとうここまで来たか。

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