2014年3月24日月曜日

(2141)貴重なマングローブが伐採で

  3月23日(日)18時過ぎのNHK・海外ネットワークより。ミャンマー南部の海岸近くに生い茂るマングローブの森。森林内の湿地には、貴重な生物が数多く生息し、豊かな生態系を形作っている。ヤンゴンの南西に位置するメインマラ自然保護区は、約30種類のマングローブが生い茂る、世界的にも珍しい地域。ミャンマー政府は、保護区域内での伐採や狩猟を禁止しているが、業者が木材を買い取るため、一部の住民が違法な伐採を繰り返している。森林局保護官は、「闇取引の業者から簡単に前金を取れる」と話す。2011年までの30年余で、マングローブの約60%が失われ、伐採後の土地の8割は農業用地として開発された。伐採に使われたボートは1年に30隻見つかっており、伐採用の道具も多数残されていた。今後、観光や防災にも、問題を生ずるだろう。

2 件のコメント:

  1. 当然ながら、自然保護区は厳重に管理・保護されるべき…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    貧しい人がついつい伐採してしまうんでしょうね。早く経済がよくなりますように。

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