2012年7月1日日曜日

(1510)在日ミャンマー難民の揺れ動く思い

  6月28日のFNNニュースは、「日本に暮らすミャンマー難民の揺れ動く思い」を流した。ミャンマーで動き出した民主化を複雑な思いで見つめる難民の声だ。その一人、ナン・センさんは、父がKIAのスパイと思われ軍事政権に殺され、いまもカチンでは紛争が続いている。彼女は今の状況ではまだ帰れないという。一方、タンスエさんは、中学2年生の長女と、小学2年生の次男がいる。タンスエさんはいつかミャンマーに帰りたいというが、長女は「言葉が通じないので、日本に残りたい」と話す。タンスエさんは「家族がまたバラバラになっちゃうかな・・・」と。そして「軍事政権が昔のように戻ってこないように日本も力を入れて、世界と一緒に、ビルマの民主化を応援してほしい」と続けた(以上概要)。ミャンマー大使館はまず在日ミャンマー人の悩みに応えるのが筋と思う。

2 件のコメント:

  1. これからも、「ビルの民主化」が順調に進みますように!
    K.A.

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  2. K.A.さん
    後半に出てくるタンスエさんにについては、よく知っています。ただビルマの民主化が急激な変化だったため、在日ビルマ人も半信半疑の状態です。帰国したい人も増えると思いますが、ここで邪魔しているのが、ミャンマー大使館に1か月1万円を払う仕組み、10年日本にいたら120万円になります。本国政府が民主化に大きく舵を切ったのだから、在日ミャンマー大使館も帰国促進策を考えたらいかが。

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