2012年7月23日月曜日

(1532)リーダーたちの群像 スーチー氏

  7月23の朝日新聞の「リーダーたちの群像」欄にスーチー氏が登場、「妥協受入れ前進」と紹介されていた。スーチー氏は今月10日、国会議事堂の前でUSDP幹事長のテーウー氏と出くわした。2003年のスーチー氏襲撃事件への関与が疑われている人物だ。反目してきた二人も、これからは日常的に国会で顔を合わす。「互いに協力することが物事の成功につながる」(テーウー氏)、「皆が国民和解と民主化の実現のために努力することが重要」(スーチー氏)。またスーチー氏は、議員の就任宣誓文拒否は自分のミスと認め、「軍政を利するだけ」と批判していた外国からの援助や投資も「人権や民主化に資するなら」と呼びかけに変更。一方テインセイン大統領も「15年までにGDPを3倍に」と目標を口にした。立場の異なる二人が、ミャンマーを前に進めている。

2 件のコメント:

  1. 「GDPを3倍に!」とは、よいスローガンですな。協力し合って実現してほしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    スーチーさんとテインセイン大統領、旧敵同士の立場の二人がミャンマーをひっぱっています。
    二人はアウンサン将軍つながりですが、因縁めいていますね。(N)

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