2012年7月4日水曜日

(1513)人権侵害に苦しむ雲南省のカチン難民

  ヒューマン・ライツ・ウオッチの6月27日の情報によれば、ビルマから逃れたカチン難民数千人が中国雲南省で孤立している。中国政府は、直ちに一時的保護を提供するとともに、これら難民への制限なきアクセスを認めるべきである。中国は、難民を強制送還したり、食料や住居を提供せずに、放置してはならない。雲南省のカチン難民は、十分な避難所や食料、飲料水、衛生設備がなく、大半の子供は学校に通えない。2011年6月、カチン州にある中国が建設する水力発電ダム付近で、ビルマ国軍とカチン独立軍(KIA)との戦闘が始まり、約7万5千人が土地を追い出された。国連は3月から6月にかけて、3回輸送隊を派遣したが、中国政府は一切支援していない。カチン難民が平和に帰宅できる日まで、中国政府は、難民の安全と福祉を保障する義務がある。

2 件のコメント:

  1. 何とも痛ましい話しですな。
    新政権・国連は、早急の休戦へ努力してほしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    中国政府の動きは予想通り。スーチーさんも動きにくい環境、もう少し情報を知りたい。(N)

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