2012年7月5日木曜日

(1514)改正入管法施行(毎日新聞)

  7月5日の毎日新聞の「記者の目」欄に、同社西部報道部の河津啓介記者が書いた、改正入管法に関する問題点を読んだ。見出しには、「『管理』より『共生』で受け入れを」、「罰則厳しく出国処分も」、「『非正規』排除制度の死角に」というフレーズが並んでいた。4日後の7月9日にこの法律が施行される。問題として取り上げているのは、①住所の無届期間が90日を超えると出国処分を受ける点、しかし自治体に登録した住所と現住所が異なっている例が多く、5月以降あて先不明で戻ってきたのは20政令都市で約7%という、猶予期間として3年は必要であろう。②国は非正規在留者にも最低限の権利は保証するという。ならばなぜ住民登録から排除するのか。③日本は単純労働者は受け入れないとしているが、「実習生」はよろしいというごまかしを続けてる。

2 件のコメント:

  1. 3年の猶予期間は、是非必要でしょうな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    施行日の七月九日の各紙が取り上げているように、自治体は混乱してます。三年とは言わないが、猶予期間一年は欲しいです。(N)

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