2012年2月24日金曜日

(1382)買われる子どもたち

  2月20日から23日までの朝日夕刊に「買われる子どもたち」というテーマで、タイ北部のチェンマイでの子供の人身売買の様子が連載された。犠牲者の多くは国境を越えてくるミャンマー人の子供だ。タイではカラオケ店は「置屋」を意味し、カラオケでの売買春は日常茶飯事。タイ警察が客の欧州人を捕まえても、裁判中に保釈金90万円を払って国外に逃亡してしまう。あるいは被害者を脅したり金を渡したりして証言を覆させることもある。ストリートチルドレンを保護するNGOもあるが、母親から「連れて行くなら金を出せ」と脅され、4人分1万2千円を渡したこともある。しかし路上に戻る子も多い。貧困を克服しなければ問題は解決しない。最後にミャンマー・アカ族の2人が登場、勉強し、働いて立派に更生している(以上概要)。いまや子供・女性の人権を最優先にして。

2 件のコメント:

  1. 痛ましい記事だけど、最後に書かれた、勉強して立派に厚生した子供たちの姿には、大いに安らぎますな。
    K.A.

    返信削除
  2. k.a.さん
    日本でも昔こういうことがあったのかしら?
    あまり聞きませんね。「貧しさ」は大変な問題を引き起こしていますね。(N)

    返信削除