2012年2月23日木曜日

(1381)ガンビラ師はどうなるのか

  2月11日の朝日は、1月の恩赦で釈放されたばかりのガンバリ師(32歳)が再び拘束されたと報道した。彼は2007年のサフラン革命の際の僧侶側のリーダー的存在で、禁固68年を言い渡され、投獄された人物だ。釈放後の1月中旬、軍事政権が閉鎖していた寺院に無許可で入った疑いがもたれた結果である。翌12日の朝日はこのガンビラ師が警察に拘束された日の夜、釈放されたと報じた。さらに、21日の朝日は、政府が閉鎖していた寺院に無断で入った罪で訴追される旨報じた(以上概要)。法律違反があれば、検察側が起訴するのは当然であるが、判決が気にかかる。似たような例として、元陸軍将校のネーミョージン氏が、釈放後友人から差し入れられた反政府の絵入りのシャツの所有で、訴追されたが無事無罪を手にした。ガンバリ師も同じ結果だろう。

2 件のコメント:

  1. 折角釈放されたのだから、当局をあまり刺激しないで活動してほしい…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    その通りですね。彼はまだ30代、人生は長いですから、慎重な行動が必要ですね。(N)

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