2012年2月13日月曜日

(1371)読了78冊目:「ビジネスガイド ミャンマー」

  副題は「秘められた可能性の国」。著者は、鈴木康二・荒木義宏・安藤智洋共著、1997年3月・日本貿易振興会(ジェトロ)発行、340頁、横組、2500円+税。横組みだけあって内容は真面目で硬い感じ。将来ミャンマーへ進出を夢見る企業人対象のビジネス書であり、NIES(新興工業経済地域)など懐かしい言葉も出てくる。前半は①ミャンマーの自然と社会、②政治、③経済、④産業、⑤投資、⑥対日経済関係の概要を多くの図表と共に解説している。後半は、投資の実務に触れ、外国投資許可の手続きや投資計画の立て方、投資関連税制・金融、ビジネス関連法制など、難解な言葉が並ぶ。ミャンマーの観光年が96年であり、執筆当時はいったん明るい光が差し込んだかに見えたが、それ以降は欧米による経済締め付けが厳しく、やっといま再び明るくなってきた。

2 件のコメント:

  1. やっと明るさが戻ったテインセイン時代が、永続きしますように…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    そうですね、テインセイン時代が長く続くといいですね。ただスーチーさんやNLDの力が付いてくると軍が動き出してクーデターかも。(N)

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