2009年2月23日月曜日

(288)中曽根ガンバリ会談を批判

(2009年2月23日)
  中曽根外相と国連事務総長特別顧問のガンバリ氏は12日に日本で会談、その際来年実施される総選挙が国際社会に祝福される形となるよう軍政に働きかけることで一致した。中曽根外相は「ミャンマーの前向きな動きには前向きに対応することが重要」と述べた。これについてビルマの国民民主連盟(NLD)は、同党が圧勝して軍政が無効とした「前回90年の総選挙結果を尊重するとした国連の立場と異なる」、「前回の結果に基づく国会開会などのNLDの要求とも一致しない」などと批判した。私はこの批判は妥当であると思うし、日本の政治家の多くも、NLDの気持ちと同じだ思う。しかし国連の現在の姿勢は変わっており、常任理事国のロシアや中国は軍事政権を支援する立場を鮮明にしており、両国の姿勢は硬い。このためNLDの意向に同調したくても国連加盟国はみな立ちすくんでいるのだ。どうしたらよいのか。

2 件のコメント:

  1. 国際社会としては、NLDが一段と力をつけて活躍できるよう、大カンパを行う等、どうかしら?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    ご指摘の通り、NLDは弱体化しているので、カンパしてあげるのも一つの方法ですが、そのお金をNLDに届ける方法がありません。いまの所海外から声援を届けるだけといった状態です。(N)

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