2009年2月10日火曜日

(275)少しずつ明らかに ネピドー

(2009年2月10日)
  きょうの朝日新聞に、ミャンマーの首都ネピドーの記事が載っていた。3年前にヤンゴンから遷都したが、その内容は今まであまり明らかにされてこなかった。今回の外国報道陣への公開は2年ぶり、「陸の孤島」と揶揄されてきた首都は、来年の総選挙後の新体制を睨んで開発が進んでいる。ネピドーには約千棟の官舎群があり、現在政府関係者を中心に約20万人が住んでおり、後方にある丘には各省の庁舎が並び、その横に総選挙後に新設される民族代表院(上院)と人民代表院(下院)が入る巨大な連邦議会の建設が進んでいる。また高級品を集めたショッピングモールなど巨大商業施設も3箇所以上完成、しかし平日はがらんとしている。ネピドーは旅行者の訪問は不可、ケイタイの利用も禁止、一般市民の居住も認められていない。多額の税金を投入しての遷都は、一体どんな意味があるのだろうか、分からない。

2 件のコメント:

  1. なかなか興味をそそられる記事ですな。
    国際社会にとって、プラスでありますように!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    日本でも遷都説がありましたね。
    栃木にするとか・・・・。
    あれってどうなったんですかね。
    セント君やマント君に聞いてみたいですね。
    (N)

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