2008年6月24日火曜日

(44)大きな格差 出頭の有無

(2008年6月24日)
 明日は品川入管で難民申請しているビルマ人女性との面会日であり、いまいろいろ準備している。彼女らと面会していて、いつも思うことは、難民(申請)に関する情報・知識があまりにも少ないことだ。つくづく可哀想だと感じる。現在日本には千五百人以上のビルマ人難民申請者がいるのに、情報が流れていないようだ。彼女らは収容後に難民申請したのだが、なぜ収容される前に入管に出頭して申請しなかったのか。難民申請するということは、祖国と別れ、家族と別れるという人生の大転換であり、躊躇するのは分かるが、それにしても知らなさ過ぎる。最近、収容される前に(出来ればビザのあるうちに)難民申請した人の多くは、1年間の特定活動ビザを取得している。日本で生活する上で、ビザの有無による格差は大きい。我々の活動も、難民申請をしていないビルマ人に関係する情報を提供することが必要であろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿