2008年6月20日金曜日

(40)渋谷ザニー君 23歳 難民

(2008年6月20日)
昨日電車の中で、隣の女性が「女性自身」を手に居眠りをしていた。何気なくその表紙を見たら、ミャンマーという文字が目に入った。それ以上は字が小さく読めなかったが、気になったのでキヨスクで「女性自身」(7月1日号)を購入した。かっこいい長身の青年の写真と共に「ミャンマー人でも日本人でもない、ザニーはザニー」というタイトルが飛び込んできた。一人のミャンマー人難民が7頁にわたって紹介されるとは珍しい。両親は民主化活動家で、彼が3歳のとき8888事件が起こり、8歳のときミャンマーから母親と一緒に日本に逃げてきた。日本には彼の父親がいたのだ。高校生のころモデル、ミュージシャンを目指し、16歳で難民認定、アジア大学卒業後渋谷の街にあこがれて渋谷姓を名乗り、シアトルに留学、いまはファッションデザイナーとして渋谷で活躍中。夢は洋服の工場を難民のために作ることらしい。すごい!

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