2008年6月12日木曜日

(32)日本から見た祖国ビルマ

(2008年6月12日)

 私はいまマウンミンニョー氏の書いた「日本から見た祖国ビルマ」(草の根出版会)という本を読み終わったところだ。私が興味があったのは、本の題名もさることながら、著者の名前だ。マウンミンニョー氏は現在在日ビルマ人共同実行委員会(JAC)の会長であり、在日ビルマ人民主化グループ31団体のトップリーダーである。しかし彼の人となりや考え方についてはつい最近まで知らなかった。というわけで彼の著書を読み始めた次第である。彼は1948年生まれで私より20歳若い。1981年に来日、89年に名古屋大学で博士号を取得。96年以降愛知大学講師、その後ビルマ民主化同盟(LDB)会長、ビルマ日本事務所事務局長を歴任した。私は95年ごろから在日ビルマ人の方々と接触があったが、マウンミンニョー氏の話題は全くでなかった。しかしこの本を読むと、全組織の代表に選ばれるだけの力量は確かに持ち合わせているようだ。頑張れ!

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