2008年6月7日土曜日

(26)在日ビルマ人の犯罪は?

(2008年6月7日)
 いま手元に昨年(平成19年)の来日外国人犯罪の検挙状況という警察庁発表資料がある。検挙総数で見ると平成16・17年ごろをピークに減少傾向にある(平成19年は約1万6千人)。外国人犯罪が増えているということはないようだ。犯罪には刑法犯(強盗、窃盗、風俗犯など)と、特別法犯(入管法、売春防止法など)の二つがある。平成19年の刑法犯は総数7千5百人で、最多は中国人(2千9百人)、ミャンマー人は37人であった。一方、特別法犯は総数8千4百人で最多は中国人(2千5百人)、ミャンマー人は79人であった。世界各国に比べ、ミャンマー人の犯罪は極めて少ないが、それでも現実には年間百人余の犯罪者がいることになる。このような犯罪者のニュースは我々の耳にはなかなか入らない。もし彼らの中で「たすけあいの会」に入っていれば、犯罪を犯すことなく救われた人もいるのではないか。

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