2015年3月4日水曜日

(2486)難民申請の「偽装」報道に関する論点整理

  全難連(全国難民弁護団連絡会議)より3月3日、報道関係者あてに上記表題の資料を発表。これは2月11日~15日までの読売新聞はじめ各紙の記事への見解(一部反論)をまとめた内容だ。私たちのように、ミャンマー人難民を支援している者にとっても、参考になる意見だ。問題点を4項目に分類。①難民認定制度の問題の包括的な視点。②「偽装」や「乱用」という言葉が独り歩きしていること。③難民申請者への就労制限について。④難民実習生の難民妥当性について。これら各項目について全難連としての見解を説明している。例えば「技能実習生」のビザは近年取得しやすくなり、それを手段として日本に逃げてくる難民がいても異常ではない、事実「技能実習生」として来日し、難民認定や人道配慮による在留を認められた人も少なくない、という。

2 件のコメント:

  1. 全難連のタイミングよく発表するコメントは有意義ですな。
    プレス関係者も喜んでいることでしょう。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    全難連は本当によくやってます。今回の発表は、マスコミも喜んでいるでしょう。

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