2015年3月30日月曜日

(2512)「急速な改革」軍司令官牽制 ミャンマー

  3月28日の朝日より。ミャンマーのミンアウンフライン国軍最高司令官は、27日、国軍記念日の式典で、「改革は急すぎると動揺を生み、不安定な事態になる」と述べた。軍事政権が定めたいまの憲法を守るとも強調しており、改憲を訴えるスーチー氏ら民主化勢力を牽制した形だ。国軍は2011年の民政移管後も国会に軍人議席を有し、事実上の改憲拒否権も握る。スーチー氏は憲法をより民主的に改正するためにミンアウンフライン氏らとの直接交渉を求めているが、実現していない(以上)。軍政は民政化に方向転換したが、あくまでも軍事政権下の民主主義であり、最後の砦は断固として譲らない方向のようだ。軍事政権下で経済を良くするという壮大な実験を試みているとしか思えない。このような策謀を操作している人物がどこかにいるはずだ。

2 件のコメント:

  1. なるほど、黒幕に大物がいて操作しているんですな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    軍事政権時代のトップだった人という噂もありますが。

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