2015年3月27日金曜日

(2509)ミャンマー:抗議の声を暴力で抑え込む警察

  3月25日のアムネスティ・インターナショナルのニュースより。バゴー地区レパダン群で新教育法に抗議して集まった学生を、力ずくで解散させた警察の対応は明らかに過剰である(本ブログ2489に掲載)。平和的な抗議活動で、制裁を受けたり、逮捕や起訴されたりすることは有ってはならない。新たに制定される国民教育法について、学問の自由を制限するとして学生らは、抗議を続けていた。この他にも4つの法案が問題化されている。アムネスティの3月11日のニュースを紹介。現在議会で論議されている4法案は、「改宗法」(少数民族へのさらなる嫌がらせ)、「女性仏教徒の特別婚姻法」(宗教的・ジェンダー的な差別の助長)、「人口抑制保健法」(強制的な避妊・中絶)、「一夫一婦法」(婚外関係は犯罪か)以上。どの法案も修正できれば嬉しいが。

2 件のコメント:

  1. 全く同感。
    でも、期間をかけないと無理なのかな…。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    制度を変えると、それによって不利になる人は必ず反対するでしょう。制度改変によって不利になる人には何らかの救済策が必要です。この辺の議論が聞こえてきません。

    返信削除