2015年3月20日金曜日

(2502)少数民族の衝突で進む「親中」ミャンマーの心変わり

  3月18日の日経電子版より。長年にわたるミャンマーと中国の緊密な友好関係に亀裂が生じている。きっかけはシャン州コーカン地区で起きた中国系少数民族と、ミャンマー国軍との武力衝突。衝突に巻き込まれ、中国人の死者も出た。ミャンマーは少数民族の背後に中国政府がいるのではないかと不信を募らせ、両国の関係も急速に冷え込んでいる。紛争の行方は、民主化後に存在感を増した日本企業の活動だけでなく、親中と反中のはざまで揺れる東南アジアの地政学的なバランスにも影響しそうだ。今回の武力衝突は、国軍に追われて中国に逃亡したコーカン族の指導者ポン氏が、2月9日に支配地域の奪還を狙って攻撃を仕掛けた。2月17日には民主化後初めて戒厳令を布告。コーカン族は麻薬売買や森林の違法伐採が資金源だと言われる。

2 件のコメント:

  1. なかなか難しい問題…。「時の氏神」は現れないかな…。

    K.A.

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  2. K.A,さん
    不当に莫大な利益を生む麻薬産業、戦闘をも辞さない輩、日本も、「そば」などの栽培を勧めたことがありますが、結局利益が出ず断念、残念です。

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