2015年2月6日金曜日

(2460)ミャンマー 他の良心の囚人も釈放を

  アムネスティ日本の2月2日の発表より。1月19日ムスリム社会のリーダーであり、医師である非暴力活動家トゥンアウン氏が釈放された。このことは歓迎できるが、無実の罪で収監されているほかの「良心の囚人」も釈放すべきである。トゥンアウン氏は2012年にビルマ西部のヤカイン州で起きた仏教徒と少数民族のロヒンギャ間の衝突で、暴徒化する群衆を鎮めようとしたにもかかわらず逮捕され、数々の捏造された容疑で懲役17年を言い渡され服役していた。今回のビルマ政府の動きは大変歓迎できるが、そもそも罪を犯していない彼の投獄は不当であり、公判内容も馬鹿げている。ビルマでは2012年の夏、ロヒンギャと仏教徒間の衝突が起こり、その後も散発的に続いている。保安部隊が衝突に関与しているが、当局のだれも責任をおっていない。

2 件のコメント:

  1. トゥンアウンさんは素晴らしい!
    今後の活躍を、大いに期待…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    同感です。このようなムスリムのリーダーが、ロヒンギャ問題をうまくまとめてくれると嬉しいですね。

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