2015年2月14日土曜日

(2468)少数民族と戦闘、兵士ら47人死亡 ミャンマー

  2月14日の朝日新聞より。シャン州で少数民族コーカンの武装勢力と政府軍の間で大規模な戦闘が起き、13日付国営紙によると、12日までの4日間で政府軍兵士ら47人が死亡、73人が負傷した。数日間の戦闘での政府側の犠牲としては、民政移管後で最悪の規模で、国内和平への影響が懸念される。コーカン地区は、軍事政権と停戦を結んだコーカン族の「ミャンマー民族民主同盟軍」が軍政末期まで支配した。麻薬生産で資金を得たとされる。JICAが麻薬撲滅に向けた農業支援をしている。日本人専門家2人が地区内の政府軍基地に避難、足止めされたが、ヤンゴンの日本大使館によると、安全は確保されているという(以上)。「麻薬」を守るために政府軍と戦う、とんでもないことだ。政府軍の反発が予想され、念願の和平達成は遠のくばかりだ。

2 件のコメント:

  1. 念願の「平和達成」が、はやく実現しますように…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    「麻薬」を擁護するための「平和達成」には違和感があります。ミャンマー政府は、麻薬産業を規制しつつ、平和達成を実現する方向に進んでくれれば…。

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