2015年2月18日水曜日

(2472)ミャンマー東北部に戒厳令 戦闘で70人以上死亡

  2月18日の日本経済新聞電子版より。ミャンマー政府は17日、国軍と少数民族武装勢力との戦闘が続く北東部、シャン州コーカン地区に戒厳令を布告した。同国での戒厳令布告は、2011年春の民主化後初めてだ。コーカン地区では2月9日以降の戦闘で70人以上が死亡している。内戦の激化はミャンマーの民主化や、経済の発展にも影を落としそうだ。コーカン地区の全行政権は17日、国軍司令官に移譲された。コーカンでは中国系少数民族のコーカン族が政府の軍事拠点を占領しようとしたことで、戦闘が始まった。国軍による空爆の影響などで、コーカン地区と国境を接する中国雲南省に、約3万人が避難したとの報道もある。ミャンマーでは北部カチン州でも内戦が激化している(以上)。このブログでは、(2468)にもコーカン問題を記したが拡大中だ。

2 件のコメント:

  1. 国外の第3者機関の仲介が必要なのでは…。
    例えばアセアンなど。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    現在のアセアンにはそのような力はありません。国連でしょうね。

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