2015年2月13日金曜日

(2466)ロヒンギャ族身分証を廃止 ミャンマー

  2月13日の朝日より。テインセイン大統領は11日、西部ラカイン州に暮らす無国籍のイスラム教徒ロヒンギャ族などに在留を認めるIDカード「一時身分証」を廃止すると発表。ロヒンギャ族の立場がさらに不明瞭になる。12日付の国営紙によると、一時身分証は3月末で廃止される。ロヒンギャのほか、中国やインド系の一部住民に発給されていた。ミャンマーでは無国籍者に対する国籍付与の手続きが行われているが、ロヒンギャはバングラデッシュからの不法移民と見なされ、手続きはあまり進んでいない。ラカイン州では2012年の民族衝突以後、仏教徒ラカイン族の間でロヒンギャへの反発が強まった。国民投票法で一時身分証の保持者にも投票権が認められたことに対し、ラカイン族は大規模な抗議デモを計画、大統領は反発の鎮静化を図った模様。

2 件のコメント:

  1. ロヒンギャ族にとっては逆行の感じ…。
    むずかしい問題ですな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    確かに逆行ですね。ロヒンギャ―はイスラム信者であり、ISIL問題も絡んでいますので、慎重に扱わないと・・・。

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