2015年2月24日火曜日
(2478)ミャンマー北東部 続く戦闘120人死亡
2月24日の朝日新聞より。シャン州で少数民族コーカン族の武装勢力と政府軍との戦闘が続いている。発生から2週間経過した23日、同州北部のラショーには避難民が逃れてきていた。コーカン族は中華系で、多くの住民は中国側に逃れた。一方ラショーに逃れた人はミャンマー各地からの移住者で、それぞれの故郷に戻っている。約6千人が僧院をあとにしたが、22日には80人、23日も100人以上が新たに僧院にたどり着いた。JICAの日本人専門家2人も23日無事ラショーに戻った。国防省によると、死者は政府側が55人、武装組織側は72人で中国人の雇われ兵がいるという。攻撃にはKIA(カチン独立軍)やパラウン族のTNLA(タアン民族解放軍)も加わっている。共にテインセイン大統領が実現を目指す全国停戦協定の交渉には参加している。
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第3者の仲介が必要なのでは? 例えばアセアンなど。
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除今年のアセアン議長国がミャンマー、その上、アセアンは相互に内政干渉を嫌がります。リーダー格のタイも軍政を敷いており、お互い何も言えない状態です。まあ国連安保理かな。