2013年5月31日金曜日

(1844)ミャンマー、少数民族と停戦 カチン独立機構 暫定合意

  5月31日の朝日。ミャンマー政府は30日、国内の主要少数民族勢力で唯一、戦闘状態にあったカチン独立機構(KIO)と戦闘の再発防止などを定めた暫定停戦合意に署名した。北部カチン州の州都ミッチーナで28日から開かれていた和平協議に参加していた政府側代表が明らかにした。KIOは1994年に当時の軍事政権と停戦合意を結んだが、一昨年に戦闘が再開、昨年末から今年1月にかけて政府軍がKIOのの本拠地ライザを空爆するなど戦闘が激化していた。今回の合意でテインセイン政権は、自ら掲げる少数民族との和解の実現に一歩前進した。協議には国連と中国の代表が立ち会った。合意では監視委員会の設置、国内避難民の支援などを決めた。双方の部隊の配置については協議を継続する(以上)。カチン州は天然資源が豊富で注目される。

2 件のコメント:

  1. 正に「一歩前進」ですな。さらに「前進、また前進」してほしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    停戦のための協議がスタートしたということであり、ご指摘の通り「一歩前進」です。今後は「相互の軍隊の配置」が大きな問題になるでしょう。

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