2013年5月14日火曜日

(1827)元難民ミャンマー帰国

  5月11日の朝日夕刊。上記見出しのほか「日本22年希望とともに」、「密入国・収監・大学・僕を強くした」などの見出しも。人生の半分を日本で過ごした元難民のミャンマー人男性ミョウミンスウェさん(44)が今月、民主化が進む母国へ帰った。偽造旅券で入国して22年。「難民鎖国」と呼ばれる国で収監も経験し、今春愛娘ヨンソちゃんが生まれた。来日は1991年の冬、経済学専攻の学生だった22歳の時脱出を決めた。日本では朝から晩まで皿を洗い、深夜にもくもくと日本語を勉強する毎日、気づけば職場に親しい人ができ相談に乗ってくれた。04年逮捕され8か月後に入管施設から出た時髪の毛がごっそり抜けた。07年に難民奨学生の1期生として関西学院大に入学、卒業後東大に学んだ。「第二の祖国に幸いあれ」とフェイスブックに書き残して出発した。

2 件のコメント:

  1. 第1期難民奨学生とは、大へんな栄光ですな。
    民主化途上の祖国で、大いに活躍してほしい…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    いま、難民枠で青山学院大、関西学院大、明治大の3校に学生がいます。ミンガラ日本語教室卒業生も2人います。
    いずれも日本でもリーダー的存在であり、今後の活躍が期待されます。

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