2013年5月21日火曜日

(1834)ミャンマー、165円SIMが見せる夢

  5月21日の朝日デジタル特派員リポート。ミャンマー各地の地区役場で4月下旬、抽選会が開かれ、住民らが一喜一憂した。当選者が手にしたのは携帯電話のSIMカードだ。テインセイン大統領の改革の一環で1500チャット(約165円)の安価SIMが販売開始になった。だが、発売されたのは全国で35万枚、待ち望んでいた人数には到底足りず、抽選販売となった。人口約6千万のミャンマーで、携帯の普及率は1割に満たないとされる。軍政は民主化運動につながることを警戒し、携帯の所有者は軍政関係者などに限られていた。テインセイン政権は今回大幅値下げに踏み切った。ミャンマーの携帯は電源が途切れることが多くインフラ整備が必要。現代世界で携帯は経済活動やSNSの地平を広げている。ミャンマー社会が自由で民主的方向に変わってほしい。

2 件のコメント:

  1. 段々に民主化が進んでいる様子。
    早くインフラが整備されますように!
    K.A.

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  2. K.A.さん
    ミャンマーはすべての面でインフラ整備が必要、住友商事やNECなどがヤンゴン、ネピドー、マンダレーの高速通信網(光ファイバー)の整備に乗り出すという。まずそこからでしょう。

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