2013年5月30日木曜日

(1843)反イスラム暴動ミャンマー再燃

   5月30日の朝日。標記の見出しのほか「仏教徒ら百人以上参加」の見出しも。ミャンマー北東部のラショーで28日夜、多数派の仏教徒住民が、モスクやイスラム教徒の店などを襲った。3月以降、断続的に起きている反イスラム暴動が拡大、今後イスラム諸国の反発が強まる可能性もある。国営テレビによると、ラショーでイスラム教徒の男が、仏教徒の女性にガソリンをかけて火をつけ、火傷を負わせた容疑で逮捕。事件に怒った仏教僧や住民ら百人以上が警察署に押し寄せ、男の引渡しを要求、モスクや店に火をつけた。このニュースの前日、29日の朝日は、ミャンマー西部のラカイン州で、ロヒンギャ―民族(イスラム教徒)に対して、子供2人以下の産児制限を発表、スーチー氏は「人権侵害だ」と語った(以上概要)。仏教に「隣人を愛せ」という教えはないのか。

2 件のコメント:

  1. どうも、僧侶の質が大分落ちている様子。誠に残念!
    日本の機動隊組織が必要なのかな?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    僧侶の質が下がったのかどうかはわかりませんが、軍事政権側が考える僧侶の尊敬度はだいぶ下がっているといえましょう。僧侶側に死者が出ると、周辺の一般市民の怒りが爆発するのかもしれません。イスラム側も同じでしょう。難しい問題です。騒乱に対する機動隊組織は、ミャンマーもしっかりしてます。

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