2010年7月17日土曜日

(796)デートの日のMMさんとの会話

(2010年7月17日)
  3日前の水曜日、私は例の通り品川入管にいた。12時過ぎから座っていると、見たことのあるビルマ人が横に来た。話しているうちに10年前にミンガラ日本語教室から健康診断に行ったときに通訳をしてくれたMMさんだった。彼は最近のビルマ情勢、特に総選挙の問題について熱く論じてくれた。USDA(軍政の翼賛組織)からUSDPに変わったいきさつ、NLDから分裂したNDFに対する批判、DBPがキンニュン系であること。ネーウインの残党も出ているなど。たまたまきょう(17日)の新聞にはUSDAが6日に解散してUSDP(党首テインセイン首相)がすべてを引き継ぐことになったと記載されていた。USDAは2003年のディベイン事件を引き起こしたとされるグループであり、MMさんによれば2400万人の会員がいる巨大なグループ、これが選挙に出れば勝敗は既に明らかだという。まことに奇妙な選挙となろう。

2 件のコメント:

  1. 会員2,400万人とは途方もない数字ですな。
    国民殆どが会員なのかな…?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    先日ビルマの人口が5900万人と発表されましたが、いいかげんなものでしょう。
    でもその中の2400万人(これもいいかげん)は成人の大部分を占めるでしょう。
    選挙の趨勢は明確です。(N)

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