2010年7月14日水曜日

(793)入国者収容所等視察委員会とは

(2010年7月14日)
  昨日に続き入管法施行規則の改正のうち、私が関心を深めている入国者収容所等視察委員会について述べる。この委員会は、毎年最初の委員会の会議で、収容定員、収容人員、貸与、給与品の授与の状況、衛生・医療上の措置、規律・秩序の維持、面会・通信の発受、被収容者からの意見・申し出、被収容者からの意見聴取の状況などを書面でまとめ報告する。その他については不明な点もあり、今後の動向をチェックする要がある。たまたまきょう品川入管前でSYIのグループ30人ぐらいが、入管の非人道的対応に反対する旨のビラを配布していた。その要点は、1.難民申請者に対する審査手続きの改善、2.入管職員は名札をつけること、3.医療設備の改善、4.収容環境、処遇実態の改善とオープン化、5.入国「管理」以上の措置を禁じる入管法の改定。これらに対する上記新委員会の活動に期待している。

2 件のコメント:

  1. 「入管職員の名札は、付けていいのでは?」と思うけど、何か問題があるのかしら…?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    ごく最近、職員の胸にカードがつけられルようになりましたが、書かれているのは3桁の数字のみ、馬鹿にされてる感じ、
    名札をつけるデメリットなんか分からないね。(N)

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