2013年2月8日金曜日

(1732)旧日本兵の遺骨調査、ミャンマーで民間団体

  2月2日の朝日夕刊。民主化が進むミャンマーで、旧日本兵の遺骨に関する調査が1月、民間レベルで始まり、関係団体が厚生労働省で発表。インパール作戦などで、日本人約13万7千人が死亡したとされる。しかし国境沿いの少数民族統治地域は、政府軍との内戦で治安が悪く、遺骨の調査・収集ができずにいた。厚労省によるとミャンマー国内には約4万5千人の遺骨が残っているとみられる。今回調査の主体となるのは、タイに本部を置く「タイ日教育開発財団」。財団は少数民族11勢力「統一民族連邦協議会」と調査協力で合意、各勢力でチームを作ってもらい、聞き取り調査が始まった。1年かけて調査報告書をまとめ厚労省に提出する。厚労省は「情報が入れば政府としても収集を計画したい」。調査費用3800万円は、僧侶らで作る支援団体が募金。

2 件のコメント:

  1. 遺骨の回収は、遺族にとって重大関心事でしょうな。
    治安がよくなり、回収作業がより早く進みますように!
    K.A.

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  2. K.A.さん
    戦後70年近くとなり、「白骨街道」のうわさも消えつつあります。この機会に一つでも多くの遺骨の収集が進みますように。

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