2013年2月2日土曜日

(1726)「血の絆」ミャンマーで初上映

  1月31日のNHKニュース。民主化が進むミャンマーと日本の間で一層の文化交流が期待される中、完成後10年間資金不足のため劇場で公開できなかった両国を舞台にした映画が30日、始めてミャンマーで上映された。この映画は第2次世界大戦中に日本人とミャンマー人の間に生まれた異母兄弟の絆をテーマにした、千野皓司監督の作品「血の絆」。2003年に完成したが、軍事政権に対して国際社会の批判が強かったため資金が集まらず、完成後10年間は両国とも劇場公開はできなかった。しかし1月30日、ネピドーの国会議事堂内で上映会を開催、上下両院の議長や閣僚を含む500人のミャンマー人が集まり鑑賞、終了直後には拍手が沸き起こった。この映画は、今後両国の劇場での一般公開に向けて調整される予定(以上)。原作を読んで感動。

2 件のコメント:

  1. 10年間もお蔵入りしていた映画が、国会議事堂で一躍、脚光を浴びるとは、劇的ですな。
    両国の友好関係がさらに深まることでしょう。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    私も単行本でしか見ていませんが、何しろ最後の場面が素晴らしい、感動します。

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