2013年2月5日火曜日

(1729)ミャンマー政府はカチン州KIAと和平協議を

  カチン州では、政府軍とカチン独立軍(KIA)との紛争が続き、1月14日の空爆で、民間人3人が死亡した。11ある少数民族武装勢力のうち、10勢力とはすでに和平協議を開始し、カチン族だけが抵抗している。カチン州だけで7万5千人以上が難民となり、軍の砲弾は中国側にも着弾した。平和的解決を望む(以上1月28日の英フィナンシャル・タイムズ紙 社説)。1月31日のアムネスティ日本の発表によれば、政府とKIAの紛争は、2011年6月から始まり、12年11月から激化、KIAは自治権の増大を要求している。さらに2月5日の日経電子版によれば、ミャンマー政府がKIA側と中国の街で初めて話し合い、次回の協議は2月中に行うことで合意。協議には政府からはアウンミン大統領府相が出席した他、中国政府当局者も立ち会った。衝突は散発的に継続中。

2 件のコメント:

  1. 何とか早く、妥結の道が開けますように!
    K.A.

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  2. K.A.さん
    第2回協議でどうなるのか、早く知りたい。両者とも上層部では停戦を認めているので、あと一歩だろう。

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