2010年5月27日木曜日

(746)特定活動16人に「定住」認める

(2010年5月27日)
  やや遅れたが5月17日の共同ニュースより抜粋。難民申請が認められず「特定活動」の資格で在留特別許可を得た在日ビルマ人8家族23人と個人14人の計37人が、より安定的で保護の度合いの強い「定住者」への資格変更を集団申請したのに対し、東京入管は17日、うち5家族12人と個人4人の計16人に認めた。19人は不許可とし、2人は個人的事情で申請を取り下げた。弁護団によると、法務省は全国一律の基準として、家族のうち一人が①在留期間が正規、非正規を問わず10年以上、②「特定活動」の取得から3年以上 のいずれかの条件を満たしていれば家族全員に定住者への変更を許可するとの判断を示した(以上概要)。難民認定申請に基づく在留特別許可には「定住」と「特定活動」の2種があるが、その認定の差別の根拠は明らかでない。今後はこの面でも全国一律の基準を明確にしてほしい。

4 件のコメント:

  1. この文書を欲しいと思っているときに読ませていただきありがとうございます。定住になって一所懸命働かず、税金を収めずに、支援や援助、保護ばかり求められたら日本政府側から見て困ると思いませんか。

    猿さんのママ

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  2. 遅蒔きながら、徐々に法制化されている様子。出来れば、もっとスピードアップして欲しいですな。
    K.A.

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  3. 猿さんのママさん
    定住を貰ってから働かない、納税しないというのは日本政府にとっては困りますが、支援は金額的には微々たるものでしょう。むしろ在留資格を取るまでの就労禁止などはやめて、生きるために就労可とするほうが先では?(N)

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  4. k.a.さん
    法務省も少しずつ動き出していますね。ただ期待していた民主党政権では、自民党政権と余り変わらず、がっかりしています。政党主導はどうなったんでしょうね。(N)

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