2010年5月9日日曜日

(728)「スーチー分派」が新党結成へ

(2010年5月9日)
  8日の読売新聞によれば、6日に解党した国民民主連盟(NLD)の幹部らが新党を結成して総選挙に参加する方針を決めた。NLDの分派政党として民主化を求める票の受け皿になり、軍政に対抗することを狙う。党名は「国民民主勢力(NDF)」。NLDの最高機関であった中央執行委員会(20人)のうち、現時点で少なくとも6人が参加する。委員のタン・ニェイン氏が党首となり、5月中旬に政党登録を申請する予定。ニェイン氏らは総選挙参加を主張した若手党員に影響力があり、賛同者はさらに増えそうで、ニェイン氏は「全国で候補者を立てる」と。なお、スーチーさんが新党に関与する可能性は低いと見られる(以上概要)。上記はスーチーさんの意向とは異なるが、民主化勢力の受け皿になることは間違いなく、ビルマ国民の総選挙に関する(特にスーチー氏に対する)モヤモヤ感は多少なりとも解消するであろう。

2 件のコメント:

  1. 新党結成も、止むを得ないですな。
    一大勢力となりますように!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    「民主党」「NDF」の二つが民主的グループなので、躍進するといいですね。無理かな。(N)

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