2010年5月14日金曜日

(733)仮放免だ 5ヶ月でよかった しかし

(2010年5月14日)
  本ブログ(725)でも書いたが、最近入管での収容期間は理由不明のまま4ヶ月前後から6ヶ月前後に変わってきた。この一週間、立て続けに3人が仮放免で大地を踏むことができたが、3人とも6ヶ月だ。昨日品川入管で面会したときも残された人は一様に6ヶ月収容を覚悟していたようだ。昨日仮放免で社会に出られた女性は5ヶ月と3日であり当然の事ながら大喜びだった。帰途品川駅構内の喫茶店で妹さんらを交えてささやかに祝賀会、お互いコーヒーで喜び合った。しかし考えてみると、収容と言うことは自由を束縛することであり、人権問題が微妙にからむ問題だ。特に本人たちは皆ビルマ軍事政権の圧政から逃れるために家族との縁を断ち切って日本政府に難民認定申請をし、保護を求めてる人たちなのだ。理由不明のままの収容期間の延長はやめて、むしろ収容期間の短縮に努力すべきではなかろうか。

2 件のコメント:

  1. 「収容期間の短縮に努力する」ということは当然のことですな。担当当局の誠意ある取組みを注視しましょう!
    K.A.
    <追記>
    BS1によるVJについての放映は気付くのが遅くて、見損ないました。
    誠に残念! 

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  2. k.a.さん
    数年前には収容期間=取調べ期間=2ヶ月以内と言う内々のルールがありました。しかし難民申請者が急増したためか、このルールは崩れ、10ヶ月とか、4ヶ月とかに変わり、今は6ヶ月です。入管も英知を絞って2ヶ月に戻す努力をしてほしいものです。(N)

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