2010年5月11日火曜日

(730)総選挙「正当性欠く」 米次官補声明

(2010年5月11日)
  キャンベル米国務次官補は、10日スーチー氏と会談した後声明を発表し、年内に予定されている総選挙について、「このままでは選挙は国際的な正当性を欠く。政権側に早急な措置を求める」と述べた。事実上スーチー氏が締め出されることになる総選挙の結果は、受け入れられないとの認識を示したものだ。キャンベル氏は、9日にネピドーでミャンマー外相らと会談。10日はヤンゴンでスーチー氏や解党後のNLD幹部らと個別に会談、「現政権は鍵となる関係者と話し合うことなく、単独で選挙を行う道を選んだ」と批判。NLD幹部はキャンベル氏に対して総選挙の結果を認めず、軍政により厳しい態度で臨むよう求めた(以上概要)。なお本件は朝のテレビでも放映。軍政が長年かけて作り上げたロードマップに基づいて制定した新憲法が、国民の92%の賛成を得ている以上、虚しいがこのような反論を続けていこう。

2 件のコメント:

  1. さすが米国ですな。
    国連がやるべきことかも知れないけど…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    アメリカが頑張っているのに日本は何をやってるのかしら? 普天間でいっぱい? ギリシャもあるし?(N)

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