2010年5月2日日曜日

(721)ミャンマー 国民には希望が必要だ

(2010年5月2日)
  いま私は約10日ほど前(4月20日)の毎日新聞社説を読んでいる。タイトルは「ミャンマー、国民には希望が必要だ」というもの。要旨は次の通り。「国際社会の期待から大きく外れた道筋をビルマ軍政は歩んでいる、いまからでも遅くはない。今年予定されている総選挙のシステムを公正なものに変更し、堂々と実施すべきだ。さもないとまやかしの選挙となり、新しい政権には信頼も尊敬も寄せられまい。こんな名ばかりの民政移管はひどすぎる」、「韓国を統治した軍人出身の朴大統領は民主化運動を弾圧したが、国民の多数は生活向上の希望を胸に働き漢江の奇跡と呼ばれた経済成長を達成した」、「国際社会が受け入れられる水準の総選挙を実現させる協調体制作りに、日本政府も知恵を出してもらいたい」。以上であるが日本政府が動いたと言う情報はあまり聞かない。岡田外相はもっとアジアに眼を向けて!

2 件のコメント:

  1. 夢も希望もなく、また国民の支持を得ていない政権は、いずれは崩壊する運命だし、またそのときは、「アッ」という間に崩壊するのでしょうな。
    ひょっとしたら、北朝鮮が先例になるのかな…?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    インドネシアやフィリピン、韓国が軍事政権から民主政権に変わりましたが、比較的簡単に「アッ」という間に変わった感じ。ビルマも可能性がありますね。
    ただ、ビルマは今年秋に軍事政権から民政化が進み、形としては民主主義の国、日本はじめ多くの国が承認するでしょう。

    国民の力で民主主義国家を作るのでなく、政府リード型で民主主義国家を作ることも可能なのですね。

    北朝鮮の正式名は「朝鮮民主主義人民共和国」。(N)

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