2013年11月6日水曜日

(2003)ミャンマー全土の停戦合意できず

  11月6日の朝日から。ミャンマーのテインセイン大統領が掲げる「全国的停戦協定」を巡り、ミッチーナで開かれていた少数民族武装勢力の代表と、政府の交渉は5日、協定署名への合意に至らず、打ち切られた。次の交渉を12月に行うことを決めたが、テインセイン氏が目指していた、今月中の協定実現は不可能になった。共同声明によると、双方は和平実現のために、全武装組織と政府の間で、全国規模の停戦協定と、自治権拡大などを巡る政治対話が必要だとの認識で一致した。しかし、出席者らによると、少数民族側は、署名の条件として、政治対話の開始や各武装勢力が持つ部隊と政府軍との統合に関する確約を要求。政府側が即座に受け入れず、双方が再度、 政府内少数民族組織間それぞれで、懸案を持ち帰って さらに検討することになったという。

2 件のコメント:

  1. 全面的決裂ではないので、救われますな。
    次回では是非とも協定が成立しますように…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    イギリス統治時代はカレン・モン族が優位民族だったのに、今やビルマ族が優位となり、ビルマ族に対する恨みが少数民族の心の中にあるようです。この対立はしばらく続くものと思われます。

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