2013年11月28日木曜日

(2025)読了212冊目:「全解説・ミャンマー経済」

 副題は「実力とリスクを見抜く」。みずほ総合研究所編著、2013年2月・日本経済新聞出版社発行、251頁、2200円+税。目次は、1)展開…経済開放の地政学、2)衝撃…米国の制裁緩和の狙い、3)実力…ミャンマー経済の光と影、4)思惑…取り込み狙う周辺国、5)教訓…経済開放先行者ベトナムの蹉跌、6)未来…ラストフロンティアか未開の荒れ地か、7)戦略…巻き返しを図る日本政府、8)進出…動き始めた日本企業、9)日本はミャンマーにどう向き合うべきか。執筆者は同社のアジア調査部長他5人。オバマ大統領訪問で、名実ともに世界経済へ復帰となったミャンマー、しかし、いまだ未知数の分野も多い。この書籍は、ミャンマーの政治、経済、産業などを、図表を多く使って多角的に解析しており、特に、ベトナムと対比しながらの解説はわかりやすい。

2 件のコメント:

  1. 「先行者ベトナムの蹉跌」とは、非常に重要な関心事ですな。

    K.A.








    「先行者ベトナムの蹉跌」とは、非常に重要な関心事ですな。

    K.A.


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  2. K.A.さん
    その通りと思います。ベトナムは経済面では成功しており、良い面だけを取り上げていけば、失敗は減るでしょう。

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