2012年12月2日日曜日

(1664)民主化進むミャンマーへ31年ぶりに帰郷する

  12月2日の朝日ひと欄、マウンミンニョウさん(64)は、日本から母国の民主化を求めてきたリーダーの一人。難民として認められて19年が過ぎた。ミャンマー政府が8月末、ブラックリストの解除を発表、ところが旅券再発行を在日大使館に申請すると、この間の「税金」300万円以上を求められた。「とても払えない」とテインセイン大統領に直訴状を送る。待たされた末、やっと入国許可の連絡が来た。4日、故郷へと発つ。国際労働組合総連合がヤンゴンに新設する事務所の副所長に就く。所長は日本の連合出身でILO元理事の中嶋滋氏。事務所開設が認められたこと自体が、この国の変化の表れだ。彼は1981年に来日、名古屋大で水産学を学んでいたが88年の騒動では仲間と怒りの声を上げた。11年前から連合が支援する「ビルマ日本事務所」の事務局長。

2 件のコメント:

  1. 大へんな苦労を体験し、克服されましたな。
    ますますご活躍のほどを!
    K.A.

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  2. K.A.さん
    日本からの大物の帰国の話題が続いているが、このマウンミンニョーさんが初めての帰国ではなかろうか? 大統領と、駐日ミャンマー大使館との間の意思疎通が不十分に思われる。

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