2012年12月16日日曜日

(1678)法の支配とミャンマー

  12月24日の朝日窓欄に標記の見出しが。この度来日したミャンマー最高裁長官トゥントゥンウー氏が、慶応大で自国の司法事情について講演、印象に残った言葉が二つある、一つは「裁判所における汚職や不正行為の撲滅」、もう一つは「法の支配の確立」だ。何しろ裁判所が「法の下の平等に反する」と指摘したにもかかわらず、国会は放置を続け、ついには憲法に違反する議員定数配分のまま、衆院選が行われるのだ。どの政党も選挙戦で詫びるでもなく、反省するでもない。「法の支配」などどこ吹く風だ。軍事独裁から生まれ変わるべく、問題を見つめ、乗り越えようとしている国と、問題があることを自覚しているのかさえ疑わしい国と。道が開けているのは、さてどちらなのか、心配になる(以上)。確かにどの政党も触れていない。今日は投票日だが・・・・。

3 件のコメント:

  1. なるほど、我が国司法界も「初心に返る」必要がありますな。
    K.A.

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  3. K.A.さん
    ホントに今回の選挙、もし違法となったら大変なことになります。

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