2012年9月1日土曜日

(1572)3閣僚を事実上更迭

  8月30日の朝日新聞には、標記の見出しのほか、「ミャンマー守旧派排除」の見出しが並んでいた。テインセイン大統領は3人の大臣の辞任を発表、いずれも大統領が進める改革政策に消極的とされる人物。27日には、9大臣15副大臣の交代を発表したばかりで、交代を一段と加速させたい大統領の強い意思表示だと受け止められている。辞任した大臣は、第一電力省、建設省、会計検査委員長で、いずれも守旧派の元軍人、汚職のうわさも根強かった。5月には守旧派の代表格とされるティンアウンミンウー副大統領が辞任したが、この場合も大統領との路線対立が背景にあると見られている。また、改革に後ろ向きとされるチョーサン情報相を別の大臣職に移して、事実上の更迭となった。また副大臣には学者や医師などの民間人を積極的に登用している。

2 件のコメント:

  1. http://digital.asahi.com/articles/TKY201203180269.html

    「ビルマの独裁者 タンシュエ ─ 知られざる軍事政権の全貌」
    読みました。この本を読むと、3月19日の朝日新聞で「タンシュエが図書室で読書三昧の生活を送っている」という発言した政商がだれか名前がわかりますね。


    「この政商は、軍政ナンバー3だった下院議長と姻戚関係を結び、軍政幹部とのコネでのし上がった財閥の総帥だ。総選挙では軍政から立候補と資金提供を求められた。」朝日新聞3月19日

    この後、6月にシュエマン下院議長と藤谷さんがインタビューしてるので信用されてるんですね、キンシュエさんに。

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  2. ゆめがおさん
    コメントありがとうございます。政商について、私は漠然とテーザーかと思っていましたが、キンシュエですか。これからもいろいろ教えてください。(N)

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