2012年9月8日土曜日

(1579)入管施設(牛久)で60人ハンスト

  8月30日の読売新聞電子版によれば、法務省の「東日本入国管理センター(牛久市)」で難民認定を求めるなどして収容されている外国人の一部が、提供される給食を食べるのを拒否していることが分かった。同センターによると、28日現在、約400人の収容者のうち、約60人が給食を取っていないという。外国人労働者や難民の支援団体「[BOND」(高根淳代表)によると、難民認定手続きが長引くなどの理由で、同センターに長期間留め置かれているスリランカ、ガーナなど約20か国の120人が20日からハンガーストライキを始めた。入所者は、面会した同メンバーに「長期収容はやめてほしい」と訴えていたという。長期収容者の多くは半年以上留め置かれ、2年以上収容されている人もいるという(以上)。長期の自由拘束は人権問題であり、やめてほしい。

2 件のコメント:

  1. この長期収容に何の意味があるのでしょうか?

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  2. stさん
    意味は分かりません。ただ不法入国等の恐れがあるので、審査のためと、逃亡を防ぐために収容しているのでしょう。通常、当人には収容命令、退去強制命令がでており、退去強制まで収容されるが、難民申請者には人権上の問題もあり、恣意的な判断で仮放免(仮滞在)の便法で収容を解除してます。収容期間を6か月以下にするなど、法律改正が必要です。(N)

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